ツアーナースの資格
ツアーナースの資格
ツアーナースとして働くための資格
ツアーナースとして初めてお仕事をしよう、という看護師さんも多いと思うのですが、ツアーナース(旅行添乗ナース)として働く際の資格は、看護師資格、もしくは准看護師の資格を持っていればお仕事をする事は出来ます。
ただ、臨床経験が少ないと仕事上、不安になる事も多いかもしれません。
また小学生の修学旅行への添乗の際にも小児科経験が無いと心配かもしれません。
経験豊富な看護師が採用されやすいかどうか、と言われるとやはり経験が豊富で臨機応変に対処が可能な看護師がツアーナースとして採用されるケースは多いといえます。
ツアーナースの年齢制限について
ツアーナースとして働く際、年齢制限は基本的にありません。
体力的に、予定されるツアー内容への添乗に問題無いようであれば、お仕事をする事が可能です。
ただし、依頼者側の要望やツアー内容(行程)により、ツアーナースの求人項目に希望年齢が記載されることもあるようです。
応募しようと思っているツアーの仕事内容が体力的に気になる場合には、事前にしっかりと確認しておく事が必要ですね。
ハイキングにしても、看護師も同行の場合もあれば、拠点で待機の場合もあります。
ツアーによりますからね。
特に小学校、中学校、高校の宿泊研修や修学旅行、移動教室などで長い距離を歩く必要があったり、登山を行う場合、体力的にタフな看護師さんが求められることになります。
その1つの目安として、年齢があるのかもしれません。登山中に体調を崩したり怪我をする生徒もいますので、そのような生徒に対処するには、看護師も周囲にペースを合わせて登る必要がありますね。
20代~30代の看護師なら体力的に問題ないかもしれませんが、40代、50代のナースは厳しいかもしれません。
しかし同時に、看護師として臨床経験豊富な人材が求められる傾向にありますので、まずは紹介会社・転職求人サイトのコンサルタントに相談されてみて下さい。
ツアーナースの適性に関して
旅行添乗看護師はツアーナース、アテンドナースとも呼ばれますが、病院勤務と違い医療設備が不十分な環境で対処する必要があります。
また、医療処置に関しては旅行先ではそこまで出来る事も無いため、どういった基準でもって病院を受診するかを事前に決めておくことが大切と言えますね。
そうした基準についても、旅行会社の担当者や学校の先生方と事前打ち合わせて情報のすり合わせが出来ていると良いかもしれませんね。
基本的には、やはり万が一を考えて大げさでもこの基準を超えたら受診する、といった判断基準を作る看護師さんが多いようです。
ツアーナースとして、旅行中の仕事は基本的には参加している生徒さんの突発的な病気、怪我への対処ですが、中には持病を抱えている生徒もいるでしょうし、その場合発作が生じた時の対応も大切になりますね。
事前に発作時の対応、服薬、緊急対応について把握する事が重要ですね。
主治医の指示などもあれば、情報共有が大切となります。
自分から言い出せる子なら良いですが、真面目な生徒だったり、周囲の雰囲気を壊したくないと考えている生徒の中には、なかなか体調不良を言い出せないこともあります。
そのような生徒に対しても、看護師として体調の悪さを見抜いたり、気軽に声をかける必要がありますね。
そのため、添乗ナースとして働くこと自体は、正看護師・准看護師の免許があれば可能ですが、適性としてコミュニケーション力・観察力・注意力が大切と言えます。
特にコミュニケーション力に関しては、ツアーナースとして大切な要素の一つになりますね。
修学旅行以外にも、企業の旅行に付き添ったり、老人クラブ、老人ホームの旅行にアテンドナースとして同乗することもありますが、どのような旅行でも求められるスキルは変わらないようです。
コミュニケーション力、観察力、注意力を意識しながら、添乗ナースの仕事を行って頂ければと思います。
こうしたツアーナースの求人ですが、情報を得る方法としては看護師派遣会社を利用して求人情報を集める方法が一般的ですね。
それでも希少性の高いツアーナース求人となりますので、お住まいの地域からの出発でのツアーナースのお仕事があれば、ぜひ応募を検討してみてください。